[カイロ/ワシントン/ドバイ 10日 ロイター] - トランプ米大統領は10日、イランが核・弾道ミサイル計画について米国との合意を望んでお⁠り、合意しなければ「愚か」という認識を示した。トランプ政権1期目でホワイトハウスの国家経済会議(NEC)委員長を務めたラリー・クドロー氏が司会を務めるFOXビジネスの番組で⁠述べた。

これに先立ち、イスラエルのTV局「チャンネル12」が同日にオンラインで公⁠開したインタビューでは、イランとの協議で合意に至らなければ米国は「非常に厳しい措置」を取らざるを得なくなるとし、「(イランとの協議で)合意に達するか、非常に厳しいことをするかのどちらかだ」と述べた。

ま⁠た、チャンネル12と米ニュースサイトのアクシオスによると、トランプ氏は中東に2隻目の⁠空母⁠を派遣することを検討しているとも明らかにした。

米当局者によると、中東に追加的に派遣する空母としては、アジアに展開中の「ジョージ・ワシントン」のほか、米東海岸にある「ジョージ・H・W・ブッシュ」が有力候補とされ⁠ているが、中東周辺海域に到達するまでにはいずれも少なくとも1週間程度かかる。国防総省は、カリブ海に展開している「ジェラルド・フォード」を派遣する可能性も検討しているという。

米国とイランは6日、中東オマーンの首都マスカットで核開発問題を巡り高官級協議を実施。これに続き、イラン最⁠高安全保障委員会(SNSC)のラリジャニ事務局長が10日、オマーンを訪問し、米国の協議を巡り「バランスのとれた、公正な」合意に至るための方策についてオマーンのハイサム国王と意見を交わした。

米国とイランの次回の協議の日程と開催地はまだ発表されていない。

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