ウィーデン・アンド・コーのチーフ・グローバル・ストラテジスト、マイケル・パーブス氏はハイテク株の軟化について「重要な意味がある。ハイテク株売りはセクター循環ではなく、株式全般が売られるという話だ」と指摘する。

ハイテク株はほとんどの投資家の買い人気が集中する分野となってきただけに、市場心理が変われば、とてつもない勢いで売りが広がる恐れが高まっている。

データトレック・リサーチの共同創業者ニコラス・コラス氏は「過去2週間でわれわれが分かったのは、ハイテク株に対して投資家がいかにオーバーウエートだったかということだ」と述べた。

S&P総合500種が2日、チャート上の重要な節目である200日移動平均を、2016年6月に英国民投票で欧州連合(EU)離脱派が勝利した当時以降で初めて割り込んだ。終値は2582で、年初来3.4%の下落。これも売り圧力が増す材料と受け止められている。

チャールズ・シュワブのトレーディング・デリバティブ担当バイスプレジデント、ランディ・フレデリック氏は、この先S&P総合500種が2537付近で下支えされるかもしれないが、もしその水準を下回れば、2500まで下がるか再び底割れするかなり恐ろしい展開になるとみている。

(Noel Randewich記者)

[サンフランシスコ 2日 ロイター]
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