[ソウル 23日 ロイター] - 韓国国防省は23日、在韓米軍の一部撤退について米側と協議していないと表明した。米国が約4500人の部隊撤退を検討しているとする米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)報道を受けた。
WSJは米軍筋の話として、検討されている選択肢の一つは米領グアムを含むインド太平洋地域の他の拠点に一部部隊を移転させることだと報じた。
現在、韓国には米軍2万8500人が駐留している。
同省は声明で、北朝鮮抑止へ強力な統合防衛態勢を維持するため、米国との協力を継続するとした。
米国防総省のパーネル報道官は後にXへの投稿で「国防総省が在韓米軍を削減するという報道は事実ではない」と表明した。
米韓両政府は昨年、在韓米軍の駐留経費分担金に関する新たな5カ年計画に合意したものの、トランプ米大統領は、韓国と進行中の貿易交渉において米軍駐留費用が協議対象となる可能性を示唆している。
一方、韓国当局はこれまでのところ、防衛費は貿易交渉とは別問題だという見方を堅持している。