[ジャカルタ 7日 ロイター] - インドネシア中央銀行は7日、為替レートを含め物価の安定で妥協することなく、経済成長を推進することを重視していると述べた。

中銀のジュリ・ブディ・ウィナンティア経済・金融政策局長がセミナーで述べた。通貨ルピアはインドとパキスタンの緊張拡大を背景に下落している。

同局長は、現在の環境では物価安定と経済成長の「最適なバランス」を模索していると発言。政策金利の見通しについて、現在の経済成長率は潜在成長率を下回っているが、中銀の目標は安定性を損なうことなく成長を推進することだと述べた。

インドネシアの第1・四半期の経済成長率は4.87%で、過去3年以上で最低となったが、市場予想とおおむね一致している。

また、中銀のエルウィン・グナワン・フタペア金融管理局長は記者団に、信頼感を下支えするため、外国為替市場への関与を維持すると述べた。

ルピアは7日の取引で0.55%下落し、1ドル=1万6535ルピア。インドとパキスタンの地政学的な緊張に加え、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えていることが背景。

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