Parisa Hafezi
[ドバイ 14日 ロイター] - イランのアラグチ外相は、核開発を巡る米・イランの第2回協議に先立ち、今週ロシアを訪問し、先週オマーンで行われた第1回目の協議についてロシアと意見交換する。イラン外務省報道官が14日、明らかにした。
イランと米国は先週、オマーンでイランの核開発プログラムに関する協議を行った。両国は「前向き」かつ「建設的」な内容だったと評価し、協議を再開することで合意した。
イラン政府高官は前回の協議についてロイターに「将来の交渉の条件を決めることだけを目的としていた」と語った。
2回目の協議を巡りイタリアのANSA通信は、イタリアがローマでの開催に同意したと報道。イラク国営通信社もアラグチ外相がイラク外相に対し、オマーンの仲介の下で「近く」ローマで協議が行われると述べたと伝えた。
一方、イラン国営通信(IRNA)はバガイ外務省報道官の話として、19日にオマーンの首都マスカットで行われると報じた。
バガイ氏によると、アラグチ外相は今週末にモスクワを訪問する。「(今回の訪問は)以前から計画されていたが、米国との協議に関する意見交換が行われる」と述べた。
こうした中、イランのメディアは国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長が16日にテヘランを訪問すると報道。グロッシ氏はこの日「緊急的に外交的解決が必要な時に、IAEAの継続的な関与と協力は不可欠だ」とXに投稿した。
トランプ米大統領は核開発停止で合意に至らない場合は軍事行動も辞さないと警告しており、13日にはイランについて非常に迅速に決断を下すと述べた。