[ロンドン 6日 ロイター] - S&Pグローバル/CIPSがまとめた2月の英建設業購買担当者景気指数(PMI)速報値は44.6と、前月の48.1から低下し、2020年5月以来の低水準となった。ロイターが調査したエコノミストの予想を全て下回った。

住宅建設指数は39.3と1月の44.9から低下し、09年以来の低水準を記録した。住宅需要の低迷と借り入れコストの上昇が影響した。

S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスの経済ディレクター、ティム・ムーア氏は、「2月の英建設セクターは受注が大幅に減少し、生産、雇用、資材の購入が急速に縮小した」と述べた。

「消費者信頼感の低下と景気低迷を背景とした顧客の慎重姿勢が需要低迷の要因だ」と分析した。

投資削減や経済成長への懸念から新規受注は20年5月以来の低水準となった。

雇用削減のペースは加速し、雇用指数は20年11月以来の低水準だった。ムーア氏は4月に予定されている人件費の増加が影響している可能性があると述べた。

一方、原材料費、エネルギー費、燃料費、賃金コストの上昇により、投入コスト指数は約2年ぶりの高水準となった。

サービス業、製造業、建設業を合わせた全セクターPMIは50.0と、16カ月ぶりの低水準に落ち込んだ。1月は50.3だった。

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