[ロンドン 24日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた1月のユーロ圏HCOB総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は50.2と、2024年12月の49.6から上昇し、好不況の分かれ目となる50を小幅に上回った。

サービス部門が安定する中、製造業の縮小ペースが和らいだ。

ロイター調査では49.7と見込まれていた。

サービス業PMIは51.6から51.4に低下したものの、引き続き50を上回った。市場予想は51.5だった。

新規ビジネス指数は50.2から50.7に上昇した。

製造部門PMIは45.1から46.1に上昇。市場予想(45.3)以上に上向いた。

生産指数は依然として50を下回っているものの、44.3から46.8に急上昇し、8カ月ぶりの高水準となった。

製造業は原材料のコスト上昇に直面したが、販売価格は安定的に推移。投入価格指数は50.0から51.6へと5カ月ぶりの高水準に上昇した。

総合雇用指数は49.2から49.8に上昇。企業は小幅ながら人員削減を進めた。

オックスフォード・エコノミクスのレオ・バリンコウ氏は「ユーロ圏の総合PMIは12月の上昇に続き50.2に改善し、ユーロ圏の景気回復がようやく加速するかもしれないという期待が高まった」と述べた。

ただ、回復の度合いはまちまちで、ドイツの総合PMIは50を7カ月ぶりに上回ったが、フランスのサービス部門PMIは低下した。

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