トランプの新政権移行期間中にも
以下はすでに公開されている情報だ。
トランプが大統領に当選したあとの11月14日、プーチンはトランプに電話をして会談を行なった。そしてトランプは盛んに「プーチンはいい奴だ」と言い、中国では「トランプとプーチンが口づけしているイラスト」がネットに溢れたほどだ。しかし、「二人の仲」は「ロシアゲート」疑惑により裂かれ、二人が「親密でない証拠」を見せるかのように、ロシアが後ろ盾になっているシリアを攻撃して見せている(今年4月6日)。
キッシンジャーは大統領選挙期間中だけでなく、当選後の新政権移行期間中である昨年11月17日にもトランプタワーを訪れ、トランプに会っている。そのとき娘婿のクシュナー氏やフリン氏も同席しており、キッシンジャーはトランプにフリンを大統領補佐官・国家安全保障担当に推薦した。フリンはすでにロシアゲートの疑いにより辞任。クシュナーはロシアゲートの捜査対象としてFBIにより指名されている。
今般のトランプの長男、ドナルド・トランプ・ジュニアは別行動でロシア関係者と接触したようだが、「2016年2月:キッシンジャー&プーチン会談、同年5月:キッシンジャー&トランプ会合、同年6月:ジュニア&ロシア人弁護士会合」という流れから見て、陰にキッシンジャーがいなかったと解釈する方が、むしろ困難だろう。
キッシンジャーにとって、外交経験のないトランプは格好の「利用対象」だったにちがいない。その闇は、まだまだ深い。
今後も、少しずつ、明らかにしていきたい。
