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[ベイルート/エルサレム 4日 ロイター] - レバノンのシリアとの主要な国境検問所が4日、イスラエル軍の攻撃により閉鎖された。
レバノンのハミエ運輸相は、マスナア検問所周辺をイスラエルが同日朝に空爆し、ここ数日に砲撃を逃れるため数十万人が利用していた道路が寸断されたとロイターに明らかにした。
検問所に近いレバノン領内が空爆を受け、幅4メートルの穴ができたという。
イスラエル軍報道官は3日、レバノンの親イラン武装組織ヒズボラが同検問所を利用して武器を持ち込んでいると非難し、必要なら「行動をためらわない」と述べていた。
一方、ハミエ氏は3日の記者会見で、同検問所はレバノン政府の管轄下にあるとしていた。
同国政府の統計によると、過去10日間でシリア人を中心に30万人以上がイスラエルの砲撃を逃れるためにレバノンからシリアに入国した。
イスラエル軍は4日、レバノン南部の20以上の町の住民に直ちに避難するよう指示した。軍報道官がXで明らかにした。これまでに南部の約90の村とベイルートの南の一部地域に避難指示が出されている。
レバノン治安当局は、イスラエル軍の攻撃によりベイルート南部郊外でヒズボラと関連のある救助隊員3人が負傷したとロイターに述べた。
ヒズボラはイスラエル軍の複数の拠点を攻撃し、北部のイラニア基地へもミサイルを撃ち込んだと明らかにした。
レバノン当局によると、イスラエルの攻撃により120万人以上のレバノン人が避難を余儀なくされている。イスラエルのレバノン攻撃開始以来、過去1年間で約2000人が死亡し、そのほとんどは過去2週間に起きたという。