Mathieu Rosemain

[パリ 24日 ロイター] - フランスの金融大手BNPパリバが24日発表した第2・四半期決算は純利益が予想を上回った。

株式トレーディングが急増し投資銀行部門が大幅な増収となった。一方、国内リテール部門は純金利収入(NII)が急減した。

第2・四半期の純利益は報告ベースで前年同期比21%増の34億ユーロ(36億9000万ドル)と記録的な高水準。同行がまとめた市場予想の平均(29億1000万ユーロ)を上回った。

連結収入は約8%増の123億ユーロ。市場予想の119億ユーロを上回った。貸倒引当金は7億5200万ユーロと、予想を下回った。

株式、プライム・ブローカレッジ・サービスが58%の増収となったことが業績に寄与した。

投資銀行部門全体の収入は前年同期比12%増の44億8000万ユーロ。

同行は市場の活動に伴う年間収入が2021─25年に平均7.5%以上増加するとの見通しを示している。

フランスでは今年、同社がグローバルコーディネーターを務めたエクソセンス、プラニスウェアが上場するなど、新規株式公開(IPO)が徐々に復活している。

第2・四半期の債券・為替・コモディティー(FICC)部門のトレーディング収入は7%減。特にコモディティーの需要が後退した。

リテール部門はフランスのNIIが11%減少したことが響いた。

今年はNIIの増加が銀行の大きな収益源となってきたが、アナリストは欧州中央銀行(ECB)の利下げでNIIが鈍化するとの懸念を示している。

通期目標は据え置いた。収入の目標は昨年の分配可能収入との比較で2%以上の増加。連結純利益の目標は112億ユーロ以上。

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