ロシアのプーチン大統領が、中国に迎合する、こういったビデオ・メッセージを出さなかったのは、せめてもの救いだ。
それでもなお、取りこぼしてはならないとばかりに、CCTVはロシアやベトナム、マレーシアなどにいる華人華僑による「四海迎新春」を報道した。中国の文化部や国務院僑務弁公室などが主宰し、関係国に呼びかけたものである。
中国にとって春節の行事は強い政治色をもって綿密に計画されている。
メイ首相が中国のその思惑に乗っかってしまったことは、何とも残念。
EUに加盟していた時期から金融街シティを通して、中国に利用されっぱなしで、その結果多くの西側先進国をAIIB(アジアインフラ投資銀行)になだれ込ませる役割を果たしてしまったが、EUを離脱したいま、中国を一層頼りにし始めているのが見て取れる。
日本は、こういった動きを見逃さず、新しいトランプ体制に、戦略的に対応していかなければならないだろう。

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