妊娠中絶反対運動の活動家の多くは、この問題に関するトランプ氏の公約は信念に基づくものというより政治的なポーズではないかと疑っており、まだたくさんの証拠を示さなければならないと考えている。

「私たちの思いは複雑で、興奮からある程度の懸念、その中間とさまざまだ」と、妊娠中絶反対運動団体「マーチフォーライフ教育防衛基金」のジャンヌ・マンチーニ総裁は、トランプ勝利について語った。

 マンチーニ氏は、中絶合法化を認めた1973年の「ロー対ウェイド事件」を覆すような裁判官を任命するというトランプ氏の公約に触れ、「私たちにとって何より重要なのは、特に最高裁判事の人事に関して、トランプ氏に選挙期間中の公約を守らせることだ。彼が自分の言葉に誠実であることを確かめたい」と述べた。

 市場自由化推進団体であるアメリカン・エナジー・アライアンスの会長でトランプ氏を支持しているトーマス・パイル氏は、トランプ氏は迅速に行動する必要があると言う。

「ワシントンは方向転換が非常に難しい場所だ。トランプ氏が中央政界の流儀を覚えるまでは、手掛りは限られているだろう」とパイル氏は言う。「しかし思い切って動けば、たくさんのことができる。

 (翻訳:エァクレーレン)

[ロイター]
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