[26日 ロイター] - 米国ではニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンゼルス、ヒューストンなどの主要都市で小売業者の在庫を狙った組織犯罪が増加し、被害が膨らんでいることが、全米小売業協会(NRF)が26日発表したリポートで明らかになった。

ターゲットやクローガーなど小売り大手や1ドルショップは、在庫の盗難や組織的な犯罪の増加に対する警戒を呼びかけている。

リポートによると、2022年の棚卸し減耗(帳簿上の在庫と実際に棚卸しを行って数えた在庫との差)は1121億ドルで、前年の939億ドルから増加した。

小売業者は小売業者を標的にした犯罪の急増に対処するため、一部店舗の閉鎖、営業時間の短縮、店内の品ぞろえ変更などを迫られているという。

NRFのデービッド・ジョンストン副会長は 「小売店に対する犯罪が横行する中、業者は前例のないレベルの盗難を目の当たりにしており、 状況はいっそうひどくなっている」と述べた。

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