[ジャカルタ 1日 ロイター] - インドネシア統計局が1日発表した8月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年比3.27%に加速したが、市場予想は下回った。
中央銀行の今年の目標レンジ(2─4%)内に収まった。
ロイターがまとめた市場予想は3.33%、7月は3.08%だった。
統制価格や変動の激しい食品価格を除くコアインフレ率は2.18%で、前月の2.43%から鈍化した。市場予想は2.30%だった。
CPI上昇の主因はコメ、燃料、たばこの値上がり。CPIは前月比では0.02%下落した。
コメの価格は前年比13.76%上昇し、2012年6月以来の高い伸びとなった。
エルニーニョ現象の影響で干ばつが発生し、コメの供給が逼迫している。
当局は国内の供給を支援するため230万トンの輸入枠を承認している。
メイバンク・インドネシアのエコノミスト、ミュルダル・グナルト氏は、東南アジア諸国からの輸入が計画されているため、コメの価格上昇は今後抑制される見込みだとし、総合インフレ率は管理可能な水準にとどまると予想した。
今年末時点のインフレ率は3%を見込んでおり、中銀の最新見通しと一致する水準。