[アルバカーキ(米ニューメキシコ州) 8日 ロイター] - バイデン米大統領は8日、ベトナムを近く訪問すると表明した。ベトナムが米国との関係を強化して主要パートナーになることを望んでいるためとした。

ニューメキシコ州で行われた選挙資金集めのイベントで述べた。

ホワイトハウスの報道官はバイデン氏の発言について、現時点で追加すべき情報はないとコメントした。

ブリンケン米国務長官は4月のベトナム訪問でファム・ミン・チン首相と会談し、地域で台頭する中国を念頭に、2国間関係の強化を求める姿勢を示していた。

米政府はベトナムとの過去10年間の「包括的パートナーシップ」を「戦略的パートナーシップ」に引き上げるために取り組んできた。ただ、ベトナム側は貿易相手国として重視する中国やロシアの反発を招く恐れがあるため、慎重な姿勢を取ってきた。

バイデン氏は7月の選挙資金集めのイベントで、ベトナムの首脳から電話で、9月にインドで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議に出席するのに合わせて2国間会談を「切望する」と伝えられたと述べていた。

首脳は「米国をロシアや中国と同じ主要パートナーに引き上げたい」考えだとバイデン氏は語っていた。首脳とはグエン・フー・チョン共産党書記長を指してるとみられ、バイデン氏は3月に電話会談している。

専門家は、両国の関係強化によって軍事協力や米国の兵器供給が拡大する可能性があるとみている。

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