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研究エリアと執務エリアの間には、ミーティングルームが設置されている。自然光が常に降り注ぐ気持ちの良い空間だ。
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慢性疾患について研究するチームのスペース。ワーカーの多くは健康志向のためデスクを昇降させ、スタンディングの状態で働いている。

 建物中央の螺旋階段は4階から8階までを繋ぐ。4階に設けられたパブリックスペースでは毎週金曜日にセミナーを主催、異なる研究グループ同士がプレゼンテーションを行い、情報共有を推進する。

 ここで働く研究者の1人、マコト・カメイ氏は言う。「オープンスペースでの研究は初めての経験。静かな空間が欲しいこともありますが(笑)、コミュニケーションが取りやすいのは確か。他の研究者と交流ができますし、研究所の『偉い人』にも話しかけやすい」

活気があり、明かりに包まれた働きやすい環境

 ウェルビーイング向上は顕著。この施設で働き始めてまだ1年、数字の裏付けこそないが、研究員からのフィードバックにそれは表れている。病気休暇は減少、産休をとった研究員も6カ月以内に全員復帰した。

 地下にはジムがあり、運動が推奨されている。カメイ氏によれば「何分以内に何カロリーを消費しろ、といった感じのストイックなトレーナーがいる。私も週3回通っています」とのこと。

「SAHMRIは新しい組織なので、以前から所属している研究者はいません。建築中から採用をはじめ、人材を増やしていきました。その彼らが、『活気があって、明かりに包まれている』『今まで働いていた環境は暗くて牢屋のような場所だった』と口を揃えて言います。個人的には、皆がここで働けることに感謝の気持ちを持っているように思うのです。なんだか、他とは違うエネルギーが流れている建物ですね」(ゲオルギュー氏)

創業:2008年

従業員数:約450人
https://www.sahmri.com

コンサルティング(ワークスタイル):自社

インテリア設計:Woods Bagot、RFD (for Lab design)

建築設計:Woods Bagot

WORKSIGHT 08(2015.10)より

text: Yusuke Higashi

photo: Masahiro Sanbe

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地下にあるジム。運動を推奨する組織文化で、月100豪ドルでトレーナーをつけられる。
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駐輪スペース。当初は自動車通勤する職員が多くなると考えられていたが、現在ではスペースが足りず、外部にも駐輪場を借りている。
※当記事はWORKSIGHTの提供記事です
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