[18日 ロイター] - 英製薬大手アストラゼネカは、中国事業をスピンオフ(分離・独立)する計画を策定中で、香港での上場が選択肢として検討されている。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が18日、関係者の話として報じた。

FTによると、スピンオフは最終的には行われないかもしれないが、上海での上場もあり得るという。

アストラゼネカ中国部門のワン・レイ社長は5月、中国で「共産党を愛する」愛国的な企業になることを目指すと述べた。

中国市場は昨年、同社の総売上高の13%を占めており、同社は中国最大の製薬会社だ。

FTによると、アストラゼネカは中国事業のスピンオフによって、中国と他の主要国との緊張関係の影響を受けることなく、同事業を管理下に置き続けることができるとみている。

スピンオフ構想は何年も前からあったが、最近は世界的なバイオテクノロジー不況のため保留にされていたという。

アストラゼネカは、将来の戦略やM&Aに関する噂や憶測についてはコメントしないとしている。

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