新華社によると、中国の王毅外相は6日、ケリー米国務長官と電話で会談し、中国の主権を脅かす言動を慎むよう求めた。

 王毅外相は、南シナ海の領有権問題でフィリピンが仲裁を申し立てている裁判の裁定を拒否する方針を繰り返すとともに、裁判は「茶番」であり、終わらせる必要があると述べた。

 オランダ・ハーグの常設国際仲裁裁判所は、12日に裁定を発表する見通し。

 新華社は外相が米国に対し「主権に関わる議論において特定の側にコミットしない姿勢を大切にし、賢明な言動を心がけ、中国の主権および安全保障上の利益に抵触する行為を慎むよう求めた」と伝えた。

 さらに外相は、裁定結果の如何にかかわらず、中国は「領土主権と正当な海上権限を死守するとともに、平和と安定を死守する」と述べたという。

 米国務省は、ケリー長官が王毅外相と電話で会談したことは確認したが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。

[ロイター]
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