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武装した「ドゾ」と呼ばれるマリ共和国バンバラ族の猟師たち。西アフリカの複数の民族とドゾたちはフラニ族のイスラム過激派に対する共同戦線を張っているが、虐殺を行った疑いも指摘されている
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駐車場を警備するフラニ族の夜間警備員。職を求めて都市部に移住したフラニの多くはこうした警備の仕事に就く
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毎週開かれるマリ中部・ファトマの同国最大の食肉市場で家畜を追い立てるフラニ族の牛飼い。市場と町のほとんどはイスラム過激派が支配しており、この写真が撮られた1週間後には過激派が市場を襲い3人の商人を誘拐した
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マリ南西部・ファラディエのゴミ山で、生き残るため売れそうなものを探す少女。国内中部の騒乱を避け3600人ほどがこの難民キャンプに密集しており、その80%がフラニ族だ
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西アフリカ・ベナンで、牛の世話をしながら火の番をするフラニ族の少年。14歳の彼は「おじの家で毎日、牛の群れを世話していたら牛と仲良くなって、僕を見ると鳴いてくれるようになった。牛飼いの仕事は好きだ。僕はイスラム教徒だけど、ジハード(聖戦)主義者たちは正当な理由もなく人を殺すらしい」と語る

Photographs by Pascal Maitre-Panos

撮影:パスカル・メートル

1955年、フランス生まれのフォトジャーナリスト。1985~2020年まで継続的にアフガニスタンを取材し、バーミヤンの大仏、タリバンの台頭、軍事指導者マスードなど貴重な写真を撮影した。またアフリカでは40カ国以上を訪れ、政治、紛争、伝統、環境などさまざまなテーマの作品を制作している