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【ヤンニ(左)&レクシ・ウィリアムズ】「私たちは15歳と14歳の姉妹。(昔のバンドの歌詞で)『楽しく過ごすためここにいるが、長居するつもりはない』という言葉が好きだけれど、今となっては重く感じる。自分の住む場所で誰かがこんな死に方をするなんて、私自身もここに長居してはいけない気になる」
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【若い世代】ミネアポリスのフロイド殺害現場に集う人々には10代から30代が目立つ
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【ナクレーア・ハリス(左)、チェアン・ジョーンズ】「私には12歳の息子がいる。この事件が起こってから、店に買い物に行くのさえ、息子を一人で外出させないようにしている。四六時中、彼を守っていたい。黒人の男の子を持つ母が心に抱く恐怖を、息子が理解しているかどうかは分からない。でも私の頭にはそれしかない」
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【キーラ・ローランド(左)、ペイジ・レディントン】「私たちの学ぶ歴史教科書は長い間、都合よく編集されてきた。子供たちが学ぶ内容を選んでいるのは誰か? 私たちでないことは確かだ。子供たちが学び、直視すべきことを選ぶのは誰? もっと重要なのは、彼らは何を学べずにいるのだろうか、ということだ。私たちは今、警察組織の改革を求めて声を上げているが、必要なのはもっと社会全体の変革だ」
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【抵抗の象徴】殺害現場の交差点にはブラックパワーを意味する突き上げられた黒人の拳の彫像が
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【並ぶ「墓標」】殺害現場近くには、警察の攻撃で亡くなった黒人の名を記した即席の墓が作られた

Photographs by Sarah Blesener

撮影:セイラ・ブレセナー
米ミネソタ州ミネアポリス生まれ。大学で言語学と青少年育成を学ぶ。在学中に、地震で被災したハイチを援助する団体のフォトグラファーとして活動を記録する。ロシア語やビジュアル・ジャーナリズムも学び、東欧、ロシア、アメリカの若者たちのイデオロギーをテーマにした作品で知られている

<本誌2020年7月7日号「Black Lives Matter」特集より>

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2020年7月7日号(6月30日発売)は「Black Lives Matter」特集。今回の黒人差別反対運動はいつもと違う――。黒人社会の慟哭、抗議拡大の理由、警察vs黒人の暗黒史。「人権軽視大国」アメリカがついに変わるのか。特別寄稿ウェスリー・ラウリー(ピュリツァー賞受賞ジャーナリスト)
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故郷の街が嘆きに沈み、怒りに燃え、静かに団結しているのは、心揺さぶられる光景だ。普段は訪れる人も少ない小さな街であるミネソタ州ミネアポリスで、アメリカ全土を、全世界を揺るがすニュースが起きることなどめったにない。