また、オーガズムが近づくと尿意を催すので行為を続けられない人もいれば、強く愛撫されると笑いがとまらなくなる人もいる。あるいは、うつ状態や疲労やストレスやピルの服用のせいで、性的興奮が起きない人も。そしてもちろん、セックスがあまり好きじゃない人もいることを忘れないで!

無オーガズム症を克服した人たちに、成功のカギは何だったのかと尋ねてみたところ、誰もが「役に立った」と口をそろえたのが、かの有名なバイブレーター" マジックワンド"(いわゆる「電マ」)と、クリトリス吸引バイブ(複数のメーカーから提供されていて、価格帯も幅広い)、そしてシャワーのグリップ!

 

シャワーのグリップを使うのは、あまりエコロジーではないけれど、ものすごく効き目がある。まず、グリップのヘッドを外し(" マッサージ"もしたいならば外さずに)、クリトリスの亀頭をめがけてシャワーを放つ。(絶対に腟の内部は洗わないこと! 腟内フローラのバランスが崩れてしまうから)。

それでもオーガズムが得られなかったら? がっかりしなくて大丈夫。今度はヴァルヴァの皮膚を軽く引っ張って亀頭をのぞかせ、もう一度試してみよう。

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『あなたのセックスによろしく 快楽へ導く挿入以外の140の技法ガイド』67頁より

こうした方法を試しても痛みがあるなら、「間接タッチ」がいいかもしれない。陰核亀頭はデリケートすぎるので、かわりに陰核茎部を刺激しよう。何を使ってもいい。指でもバイブでも水でも......。または、椅子に座って足を組み、太ももの筋肉を緊張させて、性器を圧迫するやり方もある。

あるいは、うつぶせに横たわり、クッションやマットレスに性器をこすりつけてもいい。

また、骨盤底筋群(ペリネ)を密かに緊張させることもできる。ちょうど尿意をこらえる時みたいに。これはタントラ(ヒンドゥ-教シャークタ派の聖典群。女性的力動の概念シャクティを説く)にある方法だ。タントラについて知りたければ、いろいろなところでセミナーやワークショップが開かれている。

要するに、代替策はたくさんあるし、そのひとつひとつにそれぞれのやり方がある! 自分に一番合うものを見つけるために、まずは試してみよう。

最後までやってみること
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