「20代前半の頃は成功するために自分のセクシャリティを利用していた」と告白したエムラタだが、29歳だった2021年3月に息子を出産したことで「他人にどう思われるかあまり気にしなくなった」「自分の幸せを最優先することを学んだ」と、ファッションや自身のあり方に対する変化を明かしている。

「ありのままの姿」を見せることは女性に与えられるべき権利で、女性が自身の体をコントロールすべきだと訴えてきたエムラタだけに、撮影中にタイミングよくボディシェイミングを受けたことに「声は編集」と一部でやらせを疑う声があるのも事実。しかし、何を着るのか着ないのか、選ぶ権利は自分自身にあるというメッセージは、女性たちに大きな支持を得ていることは間違いない。

[筆者]
千歳香奈子

北海道・札幌市出身。1992年に渡米し、カリフォルニア州サンタモニカ大学で写真を学ぶ。96年アトランタ五輪の取材アシスタントとして日刊スポーツ新聞社アトランタ支局に勤務。ロサンゼルス支局、東京本社勤務を経て99年よりロサンゼルスを拠点にハリウッドスターら著名人へのインタビューや映画、エンターテイメント情報等を取材、執筆している。日刊スポーツ新聞のサイトにてハリウッド情報や西海岸のトレンドを発信するコラムも寄稿中。著書に『ハリウッド・セレブ』(学研新書)。

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