<イギリスのファッションブランドを着用する王室メンバーたち...。その伝統はビクトリア女王があえてイギリス製品を着用したことに由来する>

ファッションに関心がある人であれば、キャサリン妃とメーガン妃がどのブランドを着用しているかということを素早く特定することができるであろう。

では、王室メンバーがイギリスのブランドを公務で着用するのはなぜか?

それはビクトリア女王(在位1837-1901年)が当時、苦境に立っていたレース製品や絹織物などの繊維産業を支援するために、あえて着用したことに由来する。

以来、王室メンバーがイギリスのデザイナーによる衣装を着用することは、王室の伝統となっているが、現在はファッション大国フランスのブランドを愛用する若い王室メンバーも増えている。

キャサリン妃とメーガン妃も例外ではない。そこで本誌が追った、2人のプリンセスの「フレンチブランド」5選を紹介する。

      

メーガン妃と「ジバンシィ」

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再婚で「純白」のウェディングドレス、かつフランスのブランドであったことにエリザベス女王は唖然としたという POOL New-REUTERS

メーガン妃にとって最も重要なフレンチファッションは、セント・ジョージ礼拝堂で魅せたジバンシィのウェディングドレス姿であろう。

1952年にユベール・ド・ジバンシィによって設立され、オードリー・ヘプバーンのお気に入りブランドであったことは有名な話。実際に映画『ティファニーで朝食を』を含むいくつもの映画でジバンシィの衣装を着用していた。

メーガン妃のボートネックとブレスレット袖丈のウェディングドレスはジバンシィのクリエイティブディレクターでイギリス出身のクレア・ワイト・ケラーによるデザインで、非常に高い評価を得た。

【写真】メーガン妃と「クリスチャン・ディオール」
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