[ニューデリー 11日 ロイター] - フォード・モーターは11日、インドの工場で輸出向け電気自動車(EV)の生産を検討していることを明らかにした。

同社は昨年9月、黒字化の見通しがたたないことから、インドでの自動車生産を打ち切ると発表した。

ただ、インド国内に2つ工場を残していた。

フォードは、インド国内の工場を輸出向けEV生産拠点とすることを検討していると声明を発表した。

一方、インド国内でEVの販売も検討しているかとの質問に対して同社広報担当者は「現時点で具体的な話はしていないが、将来的に検討の余地がないわけではない」と述べた。

同社は20年以上、インド国内事業の黒字化に苦慮してきた。生産を打ち切った時点でインドの乗用車市場に占めるシェアは2%未満にとどまっていた。同社の再編についてアナリストは前向きな動きだと捉えている。

IHSマークイットのアソシエイトディレクター、Gaurav Vangaal氏は、こうした動きによりフォードは将来インドに再度進出することが可能になると指摘している。

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