<株式相場には、その月ごとに「強い銘柄」がある。過去を振り返って「11月に強い実力銘柄」を厳選し、その魅力を掘り下げて紹介する>

日経平均株価が5万円の大台を突破し、秋相場もいよいよ佳境を迎える11月。暴落が起きやすいことで知られる「恐怖の10月」を乗り越え、投資家の意識は次第に「年末高」へと向かい始めます。つまり11月は、相場が「年末ラリー」へと本格的にギアを入れ換える助走期間と言えます。

(「年末高」=株価が年末に高くなること。「年末ラリー」=年末に向けて株価が上昇していくこと。いずれも株式市場における経験則〔アノマリー〕として広く知られている)

そんな11月相場に強いのは、どんな銘柄でしょうか。

老舗の住友電工が11月に強い理由

電線業界の最大手として知られる住友電気工業<5802>。「住友電工」という呼び名のほうがよく耳にするかもしれません。

電線や光ファイバーなどを手掛け、特に自動車向けのワイヤーハーネスでは世界トップシェアを誇ります。その自動車事業を収益の柱に、環境エネルギー、情報通信、エレクトロニクス、産業素材など、5つのセグメントからなるバランスのとれた経営基盤を築いています。

そんな住友電工は、株式市場では「11月に強い銘柄」として知られています。11月の勝敗(前月の終値と当月の終値を比較して上昇しているか、下落しているか)を見てみると、過去10年の成績は9勝1敗となっており、抜群の勝率を誇ります。

住友電工 過去10年の成績

住友電工が11月に強い背景には、安定した業績と10月後半に発表される中間決算があります。

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