投資収益率に注目

バークレイズのストラテジストらは今後12―18カ月間のAI投資に楽観的だが、データセンターやAI関連設備の拡張を支えるためのエネルギーインフラが不足する兆候を懸念してもいる。

バークレイズの米国株戦略責任者、ベヌ・クリシュナ氏は最近の記者団との電話会議で「電力問題は、おそらく最も注意すべき重要な要因のひとつだ」と述べた。

 

投資家はまた、需要が減少する、あるいは巨額の投資が期待通りの成果を上げていない兆候が出ないかどうかにも注視している。

PNCのマー氏は「潜在的な引き金のひとつは、突如として需要が当初の予想を下回りそうな状況が現れることだ」と述べた。

マディソン・インベストメンツの最高投資戦略責任者、パトリック・ライアン氏は、AIに起因する収益と生産性の大幅な向上を示す具体的な兆候はまだ多くないと指摘。「これら全ての投資が本当に見返りをもたらすのか疑問が生じ始めれば、(中略)非常に危険な事態になるだろう。それがどのように起こるのか、必ずしも具体的には予想できないが」と語った。



[ロイター]
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