国際通貨基金(IMF)のビトール・ガスパール財政局長は15日、世界の公的債務は2029年までに域内総生産(GDP)の100%を超え、1948年以来の高水準に達し、さらに上昇を続けるとの見通しを示し、経済リスクに備えるためのバッファーを構築するよう各国に促した。
「悪いながらあり得るシナリオ」の下では、世界の公的債務は2020年代の終わりまでにGDPの123%まで上昇する可能性があり、これは第2次世界大戦直後に達した過去最高の132%に近い水準だと述べた。インタビューで「われわれの見解では、最も懸念されるのは金融の混乱が起こるような状況だろう」と指摘。「無秩序な」市場調整の可能性を警告した14日のIMF報告書に触れ、そうなれば10年に始まった欧州債務危機の時のような、財政と金融の「破滅のループ」が起こる可能性があると語った。
[ロイター]

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