いまだ正体は特定されていないが専門家の見立ては?

成長を続けるこの物体が何なのか、その正体はまだ特定されていないが、やはり状況から見て「カビ」の可能性が高いだろう。住宅向け保険会社ヒッポ・インシュランスの住宅環境アドバイザーであるコートニー・クロスターマンは、本誌の取材に対して次のように語った。

「写真だけで断定するのは難しいが、このような成長物はカビである可能性が高い」「カビは地下室、屋根裏、浴室、キッチンなど湿気の多い環境で繁殖しやすい。配管、蛇口、屋根、エアコンなどからの水漏れは高い湿度をもたらし、(カビにとって)適度な湿気のある環境につながることがある」

クロスターマンによれば、住宅内でよく見られるカビの種類にはアスペルギルス、ペニシリウム、クラドスポリウム、そしていわゆる「黒カビ」があるという。「カビには多くの種類があり、さまざまな環境や場所で繁殖が可能だ」「住宅の所有者は定期的に家の中をよく確認し、カビが繁殖している兆候がないかを点検した方がいい」

カビ発見した場合には、すぐに除去することが重要となる。「健康や住環境に悪影響を及ぼす可能性がある」と、クロスターマンは言う。そのためには、次のような手順が推奨される。

・水漏れや湿気の原因となっている原因を特定して修理する

・窓を開けたり換気扇や除湿器を使って空気の流れを良くする

・目に見えるカビは、漂白剤や酢を混ぜた水、または専用のカビ除去剤で清掃する

・規模の大きなカビの場合は、専門の業者に依頼する

・保険の契約内容を確認し、カビ除去が対象になっているかを調べる

カビの発生を予防するための具体的な方法
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