アメリカと仲の良いサウジアラビアもアブラハム合意に署名せず

2020年のアブラハム合意は、イスラエルの「新しい中東」構想の基盤であり、核心だ。

イスラエルはアラブ諸国との関係拡大と同時に、自国の国境に存在する複数の安全保障上の脅威の無力化を目指している。

トランプの呼びかけにもかかわらず、サウジアラビアもアブラハム合意に署名していない。 サウジアラビアからの支持獲得は、トランプにとって大きな外交的成果となるはずだったが、サウジアラビアはいかなる合意もパレスチナ主権への明確な道筋が条件であると一貫して主張してきた。

なお、UAEもサウジアラビアも、いずれもハマスに反対する立場を取っており、今週初めにリヤドで会談を行っている。

報道によると、アブラハム合意が頓挫する場合、その責任はハマスとイスラエルの「過激派」にあるとヌセイベは発言したという。また、UAE外務省は9月8日、エルサレムで起きた「テロによる銃撃事件」を非難した。

アブラハム合意には、UAEの他にバーレーン、スーダン、モロッコも署名している。モロッコでは、ガザ戦争後にこの合意に反対する大規模な市民デモが発生した。

UAEがイスラエル問題介入に前向きに
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