いま語られるべき歴史
こうした連帯の精神は今の時代へのメッセージでもある。モク役のグッズは、このドラマを見ればポリネシアの文化に対する理解が一変するに違いないと語った。
「私たちはポリネシアを青い大陸と呼んでいる。海は障壁ではなく、私たちをつなぐハイウェイだ。かつて私たちは島々の間を自由に行き来し、言語や習慣、歴史を共有していた。このドラマでそのつながりを思い出してほしい」
主演のモモアも、その点を強く意識している。「遠くから訪れた人たちがハワイに恋してしまうのは、そこに何か特別なもの、地球の中心につながるへその緒みたいなものを感じるからだ」と、彼は言う。「でも、多くの人が私たちの歴史を知らなかった」その歴史が、ついにドラマ『チーフ・オブ・ウォー』で語られる。それは今こそ語られるべき歴史、過去と未来の世代をつないで力強く前へ進んでいく物語だ。
2026年6月30日号(6月23日発売)は「米イラン合意 トランプの密約」特集。
イランが有利に見える14項目の覚書にはアメリカとの「談合」が隠されている
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます