さて、法廷の認めた巨額の賠償金がいずれ入ってくるとして、キャロルはそれを何に使うつもりなのか? 本誌に語ったところでは、自らの名を冠した財団を設立し、「そのお金でトランプが嫌がることをやり、彼をすごく怒らせてやる」つもりだ。
例えば女性の生殖に関する権利の擁護、トランプがアメリカの民主主義に与えた傷の修復、あの手この手で投票権を制限しようとする共和党との闘いなどだ。
こんな裁判があってもトランプが大統領に再選されたことは「衝撃」だったとキャロルは言う。トランプ勝利の背景には「女性が何かを言っても、巨大な力を持つ男性がそれに反論すると、人々は男の言い分を信じがち」だという現実があるとも指摘した。
だからこそ法廷外でもトランプへの反撃を続ける必要がある。「女にはパワーがある。あとはそれを実際に使うだけ。男たちも知っているように、財布のひもは私たちが握っているのだから」
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