しかし、内戦はミャンマーのゾウ使いに大きな打撃を与えている。ゾー・ルウィンによると、過去2年間、彼らは村々に寄付を求めることを余儀なくされてきた。特に、米、塩、唐辛子、玉ねぎといった必要最低限の食品の調達が急務だ。

「23年以降、ゾウ使いの家族へのNUGからの援助はない」とゾー・ルウィンは言う。

NUGのMONRECのカウン・ミャットは、21年と22年に同省は食料、医薬品、サプリメント、ハーネス、その他の装備品を提供するなど、ゾウとCDMに賛同するゾウ使いの支援活動を行ったと述べた。だが、支援を継続することは困難だ。

あるNUG高官によると、アランドカタパ国立公園のCDMゾウに対しては、予防接種プログラムを実施した。その際、一部の地域では民族武装集団、地方行政官、CDMの獣医によってキャンプが組織されたという。

昨年PLAに捕獲されたゾウ138頭は、当初マンダレー管区とシャン州北部のPLAのキャンプに移送された。そのうち60頭以上がその後、同州北西部の大規模な領土を支配するタアン民族解放軍(TNLA)に引き渡された。

地理学者のシェルは、半飼育状態の個体群の維持が持続可能性への最善の方法だと考えている。

「ミャンマーの野生ゾウの減少は望ましくない」と彼は述べる。「地域のゾウの個体群の半分が野生で、半分が使役ゾウ(夜間は森へ放される)であることが最適だ。野生のゾウは妊娠・出産によって使役ゾウの個体群を補充し、使役ゾウは地域の人間社会がゾウ全体の幸福に経済的に投資し続けることを促す」

象牙と皮膚を目的とした密猟被害も