イギリスには、何歳以上の子どもが異性の更衣室を使うべきではないという明確な法律はないが、多くのガイドラインでは「8歳以上は性別に合った更衣室を利用すること」が推奨されている。

育児コーチのダニエル・リンドナー氏は本誌に対し、「プールで濡れた子どもを着替えさせるのは大変。家族用更衣室が満室だったり鍵がかかっていたりすると、仕方なくなることもある」としながらも、「他の利用者への配慮として、できるだけ家族用更衣室を使うべき」と話す。

「例えば、母親と息子、父親と娘という組み合わせなら、家族用更衣室が最適。女性用更衣室には『女性のための空間』としての意味があり、他の女性が安心して着替えられる権利がある」とリンドナー氏は強調する。

動画は13万回以上再生され、コメント欄では意見が真っ二つに分かれた。

あるユーザーは「家族用が使えなかったのかもしれないし、彼は何も悪くない」と擁護。また別のユーザーは「文句を言う方が問題。個室で着替えればいい」とSafaに反論した。

一方で、「自分の子どもにも、他人が着替えている姿は見せたくない。家族更衣室を使ってほしい」とSafaに共感する声も多数上がった。

「10〜11歳の男の子に見つめられたことがある。結局、個室に逃げた」と過去の経験を語る女性もいた。

最終的にリンドナー氏は、「どうしても家族更衣室が使えない時は、ローブやタオルを多めに持参する、スタッフに他の場所を尋ねるなどの工夫を」とアドバイス。「『今この場で都合がいいから使う』という考え方は、やはり間違っている」と締めくくった。

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