ウクライナのボランティアが2014年に創刊した独立系英語ニュースサイト「ユーロマイダン・プレス(Euromaidan Press)」によると、ロシアの船艇がウクライナに撃沈されたのは、ロシアの全面侵攻が始まって以来、これで28隻目だった。この中にはロシアの旗艦「モスクワ(Moskva)」も含まれる。
黒海艦隊の旗艦だったミサイル巡洋艦モスクワは、今回の戦争が始まって間もなくウクライナ軍に撃沈され、プーチンに屈辱的な打撃を与えた。
ウクライナの軍事専門メディア「ディフェンス・エクスプレス(Defense Express)」によると、ロシアは現在、モスクワをはるかにしのぐ大型艦の建造を急いでいる。
4月に同メディアが掲載した衛星画像には、プロジェクト23900イワン・ロゴフ級強襲揚陸艦2隻のうち1隻の建造が進む様子が映っていた。同艦はヘリコプター15機を含めて軍事装備を最大90基搭載できると伝えられている。
現在建造中のイワン・ロゴフ級艦ははるかに大型になると報じられており、今回の戦争で黒海艦隊の損失が相次ぐ中、ロシアが海軍の威信を取り戻そうとする狙いが見える。
イギリス国防省は2月、ウクライナがロシア黒海艦隊を「著しく弱体化させた」と指摘していた。
(翻訳:鈴木聖子)
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