同文書はまた、中国の情報要員が北極やロシア北部の沿岸を通る北極海航路に関心を示していることも指摘する。北極海航路を使えばアジア・ヨーロッパ間の輸送時間を大幅に短縮できる。

領土をめぐる問題のほかにも、中国の情報機関がロシア人スパイの勧誘を行っていること、機密扱いの軍事技術の入手を試みていることや、ウクライナにおけるロシアの軍事作戦に関する情報を収集して西側の技術や戦争の実態を把握しようとしていることを懸念している。

ニューヨーク・タイムズは、「FSBの内部文書はロシアと中国が互いに不信感と疑念を抱いていることを示している」と報じ、自国の工作員が帰国するとすぐにポリグラフ検査を実施しているとも指摘した。

中国にいるロシア人留学生およそ2万人に対する監視も強化し、中国人と結婚しているロシア人をスパイ候補として勧誘しようとしているとも報じている。

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