[フランクフルト 2日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のフィリップ・レーン専務理事兼チーフエコノミストは、「ロイター・グローバル・インベストメント・アウトルック・サミット2021」で、政策決定会合後の一部エコノミストとの私的な会合を今後も続ける意向を示した。

ウォールストリートジャーナル紙は1日、レーン理事が3月以降、決定会合後に大手銀行や投資会社のエコノミストと私的に会合を行っていると報じた。

理事は今後も継続する意向を示し、「慎重かつ体系的なアプローチで、健全な対話政策の一環だと考えている。もちろん絶えず見直しはしている」と指摘。

会合の目的については、ECBのメッセージが市場にどの程度伝わっているかを聞いてフィードバックを集めるためとし、公開情報のみを説明し、今後の方針については示唆していないと述べた。

政策決定直後に通常6-8機関と会合を予定し、ラガルド総裁の記者会見直後に行っていた。

「すでに発表された情報に関し市場と情報交換するという主要原則に則している」とし、将来の決定についてヒントを与えてはいないと理事は語った。

親密なECBウォッチャー全員と毎回話しているわけではなく、参加者が均等に話すよう調整していたとし、特権的に情報を与えてはいないとも述べた。

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