米・イランの核問題を巡る協議の行方が懸念視される中、複数の関係筋によると、イラン指導部には明確な代替案がないもよう。
オマーン外相は21日、第5回の核協議が23日にローマで開催されると発表した。
イランの最高指導者ハメネイ師は20日、米国がウランの濃縮停止を求めていることについて「行き過ぎで言語道断だ」とし、核問題を巡る両国の協議で合意が成立するか疑問だとの認識を示した。
イラン高官は「イランは緊張の高まりを避け、自国を守る用意がある」とし、「プランB」として「ロシアや中国などの同盟国との関係強化」の可能性を指摘した。
しかし、中国は米国との貿易戦争、ロシアはウクライナとの紛争に直面する中、こうした代替案には不透明感が漂っている。
[ロイター]

Copyright (C) 2024トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
2026年4月21号(4月14日発売)は「台湾有事の新シナリオ」特集。
米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由
※バックナンバーが読み放題となる 定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます