セントルイス地区連銀のブラード総裁は14日、国際石油市場の下落が米インフレ期待の「厄介」な低下をもたらした恐れがあると指摘、追加利上げを正当化することが困難になるかもしれないと語った。さらに、米ニューヨーク連銀のダドリー総裁は15日、インフレ期待が下振れ方向へと目標から離れていくことに対する懸念がある、と指摘した。

 およそ1550億ドルの運用資産を擁する世界最大のヘッジファンド、ブリッジウォーターのグレッグ・ジェンセン共同CIO兼共同最高経営責任者(CEO)は「株価は今後、FRBが万能ではないという事実を織り込み始め、徐々に下値を切り下げるだろうが、2008年に見られたような売りが売りを呼ぶ展開にはならない」との見方を示した。

 (Jennifer Ablan記者 翻訳:吉川彩 編集:吉瀬邦彦)

[ニューヨーク 15日 ロイター]
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