6月3日の韓国大統領選で保守系与党「国民の力」の公認候補である金文洙・前雇用労働相は8日、党幹部が候補の一本化を進めて自分を候補から外そうとしていると非難し、提訴も辞さない考えを示した。

金氏は記者会見で、自分が党の「正当な」候補者に選ばれたにもかかわらず、党幹部が他の候補者である韓悳洙・前首相を支持して「自分を引きずり降ろそうとしている」と発言。

 

「現在進行中の候補の一本化プロセスは、強引な候補者の入れ替えであり、私を失脚させようとするもので、法廷闘争につながりかねない。直ちに中止すべきだ」と述べた。

国民の力は3日の投票で金氏を公認候補に選んだが、現在は金氏と韓氏にどちらが党を代表して選挙に臨むべきか交渉するよう求めている。

罷免された尹錫悦前大統領の職務を代行していた韓氏は先週、首相を辞任し、大統領選に出馬。国民の力には所属していない。

保守系候補の一本化は、支持率でリードする最大野党「共に民主党」候補の李在明前代表に対抗するための数少ない選択肢の一つと見られている。

6日公表された韓国ギャラップの世論調査によると、金氏が保守系の統一候補になった場合の李氏の支持率は54%・金氏は38%、韓氏が候補の場合は李氏が53%・韓氏は40%だった。

人口減の自治体を救う「小さな浄水場」──誰もが常に安心な水にアクセスできる社会の実現へ
人口減の自治体を救う「小さな浄水場」──誰もが常に安心な水にアクセスできる社会の実現へ
PR
金氏に圧力をかけている