<北緯78度、北極圏の「ゴーストタウン」でその様子は撮影された>

北極圏に位置するノルウェー領スヴァールバル諸島で、男性がホッキョクグマに追いかけられるという衝撃的な瞬間がカメラに収められた。

【動画】威嚇射撃で刺激したホッキョクグマに猛追される男性...スノーモービルに乗り込んで「もう安心」と思いきや...

映像が撮影されたのはスピッツベルゲン島のピラミデンだ。かつて炭鉱で栄えた北緯78度のこの街には現在居住者はいないものの、当時のまま残されたソ連風の街並みを見て回ることができるとして観光地となっている。なかには宿泊施設もある。

USAトゥデイがこの動画の撮影者のコメントを紹介する形で報じたところによると、事件は4月27日深夜に起きたという。

拡散され話題となっている動画は宿泊施設と思われる建物から撮影されており、外にいる男性がライフルで威嚇射撃するシーンから始まる。この一発を受けて興奮したのか、ホッキョクグマは逃げるどころか男性に向かって走り出す。

みるみる迫るクマを背に逃げる男性はかろうじてスノーモービルまで到達し、銃を落としながらもなんとかそれに乗り込んだ。すぐにエンジンをかけて速度を上げたものの、クマはなおも追いかけ続ける。少しして距離が離れると、クマはようやく諦めたのかその場に座り込んだ。

動画の終盤には、同じく窓から様子を見守っていた男性による「とても勇敢な男だ」というつぶやきも収録されている。

この地域では過去にも旅行者がホッキョクグマに襲われる事件が発生している。2011年にはイギリスからキャンプに訪れていたグループが襲われ、10代の少年が1人死亡した。

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