「金の勢いを止める要因がなかなか見当たらない」とカバトーニは語る。

ゴールドマン・サックスは年末までに1オンスあたり3700ドル(約1万8400円)、JPモルガンは2026年第2四半期に4000ドル超(約1万9900円)を予測しており、各機関とも予想を引き上げている。

ただし、価格上昇を支えてきた「不確実性」こそが、今後の伸びを抑制する要因にもなりうる。

「アメリカと世界の経済見通しが、週ごとに劇的に変化している。それが金価格を上下に振れさせている」とカバトーニは語る。

「リスク、不安定さ、不確実性は、依然として市場の中心課題だ。投資家はいま、その真っ只中にいる」

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