金の買い増しと並行して、中国はETF(上場投資信託)など金融商品への投資も拡大している。カバトーニによれば、4月の3週間でアジア地域に流入したETF資金では、約60億ドルのうち58億ドルを中国が占めた。

こうした「金ラッシュ」や非ドル資産へのシフトに加え、4月中旬に表面化したアメリカ国債の売却には、共通した目的がある。それは、アメリカ経済依存からの脱却だ。

「経済の見通しが不透明な中、中国を含む複数の国は分散投資に動いている」とカバトーニは語る。「金の保有は、貿易・決済・投資のあらゆる面でアメリカ依存のリスクを避ける上で不可欠だ」

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中国の政治的メッセージ
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