ロシアは2014年2月にクリミア半島に侵攻、同地を不法に占拠した。その後、住民の大多数がロシアとの再統合を望んでいるとする見せかけだけの住民投票を実施し、それを根拠に併合を主張した。
この併合は、その後ウクライナのドンバス地方で勃発した戦争の一因となっただけでなく、2022年2月のロシアによる全面侵攻へとつながった。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、和平合意の一環として、クリミアを含むいかなる領土もロシアに譲渡することはないと明言している。
一方、プーチンはウクライナの他の4地域についても併合を主張しているが、ロシアは同地域の完全な支配権を有していない。
クリミアに対するロシアの支配を認めることは、長年にわたり国際的な正当性を追い求めてきたプーチンにとって大きな勝利となる。
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