人が「親友に出会う年齢」の平均は?

人気アプリ、スナップチャットの19年の調査報告によると、親友に出会う平均年齢は21歳。リモートワークは新たな友人探しをさらに複雑にしている。米公衆衛生局長官は23年の勧告で孤独と孤立の深刻さを強調した。

中年になると学校や職場などの足場がなく、有意義な関係は見つけにくい。若い頃は社会との関わりが多く、親友を探す時間もたっぷりある。

年を重ねるにつれて頑固でえり好みするようになりがちで、友人候補も彼らと付き合う時間も減る。カンザス大学の18年の調査では「知人から時々会う程度の友人に変わるには約50時間、そこから普通の友人になるのに90時間、親友になるまでには200時間以上かかる」ことが分かった。

元恋人なら、何週間かの交際でも、お互いについて知っていることは、新しい友人同士が1年かけて知ることよりも多いだろう。デートで質問攻めにするのはごく当たり前だが、ヨガのクラスで仲良くなった相手を質問攻めにしたら「永遠追放」のもとだ。

例えば、トムは「運命の人」ではなかったけれど、私は彼の恋愛や失恋など立ち入ったことについて多くを知った。恋と友情の差は20代の時は大きく感じるかもしれないが、中年になればぐんと小さくなる。

別れて何週間か後に、もう一度トムに連絡した。うれしいことに返事が来た。「会おうよ。君の言ったこと、考えてみたんだ。やってみよう」

親密さを育む「経験の共有」は中年には得難いもの
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