<トランプの考えるイラン爆撃は無意味どころか、逆効果になる可能性が高い>

トランプ米大統領は3月末、イランが核開発で交渉に応じなければ爆撃すると発言。だが核施設を攻撃すれば、イランの国内政治に思いも寄らない影響を及ぼす可能性がある。

近年、イラン政権に対する国民の不満は劇的に高まっており、反体制派の中には外国の軍事介入を変革のチャンスとみる者もいる。だがイラン政権は危機の際には弾圧を強化する傾向がある。反対派を外国勢力と連携しているとして糾弾し、支持者のみならず穏健派も結集させるだろう。

加えて、攻撃で核開発を阻止できるかどうかも疑わしい。イランの核インフラは既にかなり発展している上、重要施設は地下深くに設置されている。破壊に成功したとしても科学的知識が消滅することはなく、核再建は可能だ。

むしろ、攻撃による政治的影響のほうが大きい。イランは核の平和利用が目的との従来の主張を変え、核兵器開発に堂々と舵を切る可能性もある。そうなれば、既に不安定な地域情勢の悪化は免れない。

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