ボンベイ証券取引所に上場する30銘柄で構成するSENSEX指数は1年後の利益予想に基づく株価収益率(PER)が20倍だが、ハンセン指数は7倍にとどまっていることがLSEGのデータから分かる。
アライアンス・バーンスタインで新興市場株式を担当するサミー・スズキ氏はインド市場のこうした割高な銘柄で利益が減少しているとして、「インド市場からさらに資金が流出する可能性がある」と悲観的だ。
<転換点は今年後半か>
ただ、誰もがインド市場を見限っているわけではない。
ウィリアム・ブレアのグローバル株式戦略のポートフォリオ・スペシャリスト、ライアン・ディマス氏は「インドは主要市場の中では経済面で最も優れた背景を持ち、株式市場を支える要因だけでなく、経済のけん引役も多い」と前向きだ。
とはいうものの、モルガン・スタンレーのカンダリ氏は、外国マネーのインド離れが止まる「転換点」は2025年後半になりそうだと見ている。
[ロイター]

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