「自分の新しい外見と、自分が自分で思っている見え方との間で折り合いを付けるのは精神的に辛かった。かなり憂鬱だったし、コンシーラーもファンデーションも合うものがないと分かってイライラした」とアレンさんは振り返る。

肌の色の変化に加え、日光に対しても敏感になり、脚や腕には重い発疹ができた。

自身の経験をネットで共有したのは、がん治療のあまり知られていない副作用のことを広く知ってほしいという思いからだった。

「がんのあらゆる副作用のことも、それでどんな思いをするのかも、知らない人が多かった」とアレンさん。「自分のストーリーを良いことも悪いことも共有して認識を高めてもらい、結果的に予算が増えて研究が進むことを期待する」

動画は大きな関心を呼び、支援の声が集まった。がん治療で肌の色にそうした副作用が出ると知ってショックを受けたという人も多かった。

「思わず息をのんだ。以前も今も美しいけれど、まさかこんなことになるなんて知らなかった」とBrielleはコメントしている。

TikTokユーザーのDamarahも「がん治療薬でこんなことになるなんて全然知らなかった」と書き込み、Hientokkiは「こんなことがあり得るなんて考えもしなかった。何という悪夢。お気の毒に」と気遣った。

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