一方、露出度の高いランジェリー姿と共に注目を集めたのが、珍しい修正なしの素顔だった。フォトショップで加工したツルツルの肌など盛った自撮りをSNSに投稿して度々炎上するマドンナだけに、ミニマルメイクの無加工動画にファンの視線はくぎ付けとなった。

「なんてこと」「フィルターなし?」と驚きの声が上がると同時に、「整形しすぎ」「引退の時だ」「老人ホームに入るべき」など辛辣なコメントも見られ、賛否を呼んでいる。

マドンナは昨年12月にプロデューサーのスチュワート・プライスと共に新曲に取り組んでいることを明かす動画をインスタグラムに投稿し、2019年の「マダムX」以来となるアルバムのリリースを示唆していた。

通算6枚目のアルバム「ベッドタイム・ストーリーズ」は、それまでのセックスシンボルとしての過激路線を返上し、R&Bやヒップホップなど様々な要素を取り入れたマドンナの転換期となった作品として知られる。

ビョークが楽曲提供を行ったことでも話題を集め、当時人気絶頂だったベイビーフェイスとコラボレーションしたバラード「テイク・ア・バウ」は、自己最長となるビルボードHOT100で7週連続1位を記録する大ヒットとなり、アルバムはグラミー賞にもノミネートされた。

[筆者]
千歳香奈子

北海道・札幌市出身。1992年に渡米し、カリフォルニア州サンタモニカ大学で写真を学ぶ。96年アトランタ五輪の取材アシスタントとして日刊スポーツ新聞社アトランタ支局に勤務。ロサンゼルス支局、東京本社勤務を経て99年よりロサンゼルスを拠点にハリウッドスターら著名人へのインタビューや映画、エンターテイメント情報等を取材、執筆している。日刊スポーツ新聞のサイトにてハリウッド情報や西海岸のトレンドを発信するコラムも寄稿中。著書に『ハリウッド・セレブ』(学研新書)。

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