ドローンが捉えたウクライナに派遣された北朝鮮兵の映像
ドローンが捉えた北朝鮮兵の映像(いずれもウクライナ政府発表) UKRAINE PRESIDENT VOLODYMYR ZELENSKYYーREX/AFLO

自国の精鋭部隊をロシアに派遣することを提案したのは金だと、ニューヨーク・タイムズ紙は昨年末、米情報機関の情報として伝えている。

かねてからロシアは、受刑者など軍務経験のほとんどない新兵を次々と前線に送り込み、ウクライナ軍の弾薬を消耗させるという究極の人海戦術を取ってきた。

高度な訓練を受けている北朝鮮の兵士たちも、この人海戦術に利用されていることから、大量の死傷者が出ているようだとウクライナ側は説明してきた。

間もなく丸3年になるこの戦争は、膨大な数のドローン(無人機)が使われていることも大きな特徴となっている。だが、北朝鮮の兵士たちはこの新しい戦争にほとんど対応できていないと、キンドラテンコは言う。

ウクライナ側の発表によると、これまでに少なくとも2人の北朝鮮兵が捕虜になっている。

ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、2人の尋問映像とされるものを公開。1人は「ウクライナにとどまりたいという希望を表明した」と、ゼレンスキーは語っている。もう1人は帰国を希望しているという。

【動画】「ウクライナに残りたい...」捕虜となった北朝鮮兵が「顔出し」で語る衝撃映像をゼレンスキー大統領が公開

食料の代わりに大量の弾薬

北朝鮮の兵士は、捕虜になるよりも手榴弾で自死を選ぶことが多い。これについて米政府は、「捕虜になれば、北朝鮮に残してきた家族がひどい目に遭う」ことを恐れてのことだろうとの見方を示している。

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わずか数分で大量の北朝鮮兵が死亡
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