西アフリカ研究の専門家である英リーズ・ベケット大学のオラインカ・アジャーラは本誌に対し、コンゴの反政府勢力がこのまま勢いを増せば、コンゴとルワンダの直接対決につながる可能性があり、地域の安定をも脅かしうると語った。

ツチ族が率いる反政府勢力M23は、東部の都市ゴマを掌握したと主張しているが、コンゴ政府はこれを否定している。ゴマは、首都キンシャサから1000マイル(約1600キロ)離れた交易の中心地だ。

複数の援助機関が、ゴマにおける人道危機を警告している。路上には無数の死体が転がり、数十万人が銃撃や砲撃を避けて逃げ回っているという。

キンシャサではデモ隊が、ルワンダに圧力をかけて反政府勢力の進撃を止めさせるよう国際社会に要求した。警察は暴徒化するデモ隊に催涙弾を発射したが、各国大使館の建物は放火され略奪されたと、AP通信は報じた。

米国大使館本館では、タイヤが燃やされ、石が投げつけられた。匿名の米政府関係者は、建設中の新館の敷地にも侵入されたと語った。

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